TS緑化工法〈表土吹付工〉現場紹介8・・・九州自動車道

鹿児島県 南九州自動車道 美山地区災害復旧工事・東九州自動車道 前川橋(下部工)工事

施工担当:鹿児島県SF緑化工法協会会員 株式会社 植村組

発注者:西日本高速道路株式会社

施工日:平成18年3月・10月


1)南九州自動車道 美山地区災害復旧工事

 
   
 施工時期:平成18年3月 

 勾配:11.2

 配合:草本主体

 吹付厚さ:3cm

 面積:2100m2

「施工2ヶ月後の成立本数1,000本以上確保する事」というハードルを課せられて、不安な気持ちもありましたが、5月中旬監督員立ち会いの下で確認しました。

鹿児島県内で草本主体の緑化というのは余り経験がなく心配していましたが、TS工法による草本主体の緑化の実証ができました。

 

2)東九州自動車道 前川橋(下部工)工事

東九州自動車道(高速道路)の新設工事の一環で、橋長500mの前川橋(上り線)の橋梁下部工の工事。

工事内容は、下部工工事が、橋台2基、橋脚4基。それに伴う土工事(法面工、用・排水工、雑工)です。

■法面工法決定までの経緯

P1・P4橋脚の構造物掘削後、法面判定を行い『植生基材吹付け工(t=3cm)』が決定しました。
発注者と協議を行い、従来の厚層基材吹付けではなく、シラス土壌の植生に有効かつ安全性の高い、TS緑化工法を推進しました。

推進したところ、西日本高速道路轄H事事務所(当時の日本道路公団)での施工実績が乏しいという事で、発注者の方に伺いTS緑化工法の説明会を開催しました。

結果は、試験施工としての取り扱いで詳細施工計画書の提出、歩掛り調査・追跡調査を行うということでTS緑化工法の施工を承諾していただきました。

施工当日、発注者方を招き、施工前に材料、品質(団粒反応・泥状基材のフロー試験)の確認を行って、TS緑化吹付けの施工を行いました。


TS工法の材料の確認


泥状基材をつくり、フロー試験


団粒反応を確認


TS工法のしくみと施工方法を説明


施工前、ノズルマンの準備


吹付作業

■橋脚P1法面の経過

 土質:地山はシラスとロームの層状で土壌硬度平均17.2で、風化侵食に弱い土壌

 勾配:1:0.8

 向き:北西向き

 面積:282.9m2

 TS緑化工法施工:平成18年10月

 吹付厚さ:3cm

 配合:草本主体

 施工後30日
 施工後60日

■P4橋脚法面の経過

 土質:地山は風化シラスとローム、シルトの層状で土壌硬度平均21.7で、風化侵食に弱い土壌

 勾配:1:0.8

 向き:南向き

 面積:346.7m2

 TS緑化工法施工:平成18年10月

 吹付厚さ:3cm

 配合:草本主体

 吹付直後
 施工後60日

※写真およびレポートは、(株)植村組によるものです。全国SF緑化工法協会が編集して掲載しました。


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