特徴
- 現場発生材チップを活用して生育基盤をつくり、植物を種子から導入するリサイクル緑化工法です。
- チップを骨材とした植生基盤で斜面を覆うので侵食に強く、緑化基礎工を基本的に省略します。
- 凹凸のある自然な斜面に、周辺の自然林と融合する樹林をつくります。
- 汎用高次団粒吹付機ソイルシーダS-2またはソイルシーダS-1を使用し、斜面の下から安全に吹付できます。
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使用材料
- 舗装骨材「BFチップ」
- 舗装乳剤「BFコート」
- 植生基材「BFソイル」
- 接着繊維「グリーンルーバー」
- 団粒化剤「BFフロック」
- 配合種子「BFシード」
- 清水
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 BF緑化工法の断面模式図
1タンク標準100m2 |
適用範囲
- 切土・盛土 3分勾配まで可能
- 現場発生材の処理が求められる場所
- 硬岩、モルタル吹付斜面
- ダム湖淡水斜面、多自然護岸、簡易水路
- 崩壊斜面、れき混じり斜面、軟岩斜面
- マサ土盛土の侵食防止、海岸の飛砂防止
- 自然な樹林化が求められる場所
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作業手順
1)団粒剤の調合 ソイルシーダー2の小タンクに清水500リットルを注入しながら、団粒化剤「BFフロック」を2袋投入する。給水の勢いで混合させ、継粉にならないように注意してください。 2)基材の調合 ソイルシーダー2の大タンクに清水2400リットルを注入する。高速攪拌しながら次の材料を順に投入する。 1. 舗装骨材「BFチップ」2袋 2. 配合種子「BFシード」2袋 3. 植生基材「BFソイル」2袋 4. 舗装乳剤「BFコート」8缶 タンクは2つに分かれているので、片タンクへ1袋・4缶ずつ投入することになります。材料投入後、タンク満杯に足し水する(送液能力や団粒反応に影響するので、必ず行ってください)。 3)接着繊維のセット 接着繊維供給装置に「グリーンルーバー」3本を装着し、吹付ノズルに通す。 4)吹付操作 吹付前にホース内の水通しをする。作業終了時、休憩前後などにも必ず水通しをしてください。ホースやノズルでのつまりの原因となります。 団粒化剤を送液する。基材を送液する。アクセルを調整し、送液量を調整する。 団粒反応を確認してから吹き付ける。1タンク当たりの吹付範囲をあらかじめ印しておき、全体に薄く重ねるように散布してください。ただし、凹地には多めに吹き付けるようにしてください(裸地率20%以内)。 何回重ねて吹付けても層ができず、剥離することもなく、むしろひび割れ防止にプラス効果があります。 5)後片づけ タンク、ホース内を水洗いする。 |
設計のための参考基準
●標準吹付面積 ・ソイルシーダー2の標準吹付面積は1タンク当たり100m2です。 ・吹付厚さではなく、諸条件・予算に応じて1タンク当たりの吹付面積を設定してください。 ●斜面の整形 ・凹凸を残したままにします。基準線に対し±1m程度。 ・盛り土についても、平滑に整形せず、少なくともキャタピラの跡を残すようにします。 ●基盤の吹付 ・植生の生育・安定に適した凹地に集中的に基盤を吹き付けるようにします。ただし、地山露出率20%以内。 ・吹付厚さでなく、単位面積当たりの吹付量で管理します。 ●基礎工 ・ラス金網張り工や簡易法枠工などの緑化基礎工は使用しません。 ●植物 ・配合樹木種子を少量導入して、周辺植生からの新入を促進します。 ・先駆樹に郷土種を加えた「自然回復基本型」を標準使用します。 ・成立本数は、100m2に3種以上それぞれ30本を基準とします。導入種の成立本数の上限は1m2に30本。 |