ふるさとの緑を復元したアイデア事例集
伐採木でつくった炭を活用 【EF緑化工法】 (株)エヌティーエス〈福島県〉
木炭を粉砕しています。 |
※(株)エヌティーエスが作成した資料および写真を全国SF緑化協会が編集して掲載しました。
安達郡東和町地内のふるさと林道工事において、EF緑化工法〈酵素反応工〉を施工した。
道路整備に伴って伐採した木材を炭に加工したものがあり、これの有効利用法として、基盤に炭を混合して緑化するEF緑化工法が採用された。
地山はマサ岩。法勾配は1:0.8〜1.0で、南向き。
平成17年2月2日の冬期施工。
導入植物は、木本類(メドハギ、ヤマハギ、ヤシャブシ)、早期緑化と侵食防止のための草本類(TF、CRF、OG)。
§ 施工方法
粉砕した木炭。泥状基材2000リットルに40リットルの割合で加える。 |
植物や土壌生物の働きを活性化する酵素「エコエキス」をつくる。 |
粉砕した木炭にエコエキスを浸透させる。 |
材料混合後、ソイルシーダで吹付ける。 |
§ 施工後の様子と植生調査の概要
4ヶ月目(平成17年6月)
3号法面 |
木本類が1m2当たり16本程度見受けられる。この法面は凍結の影響を受けたため全体的に生育が遅れているが、植生基盤は流亡もなく、保水性も保持されている。 |
4号法面 |
木本類が1m2当たり4本程度見受けられる。この法面は3号法面と同じく、凍結の影響を受けたため全体的に生育が遅れているが、植生基盤は流亡もなく、保水性も保持されている。 |
半年後(平成17年8月)
3号法面 |
木本類が1m2当たり39本程度見受けられる。 草本類に被圧されることなくヤマハギの生育は14cm程度。草本類は木本類を被圧しない程度植生しており、植物活性炭(エコカーボン)のはたらきにより木本類が順調に生育している。 |
4号法面 |
木本類が1m2当たり13本程度見受けられる。 草本類に被圧されることなくヤマハギの生育は10cm程度。草本類は木本類を被圧しない程度植生しており、植物活性炭(エコカーボン)のはたらきにより木本類が順調に生育している。 |