ふるさとの緑を復元したアイデア事例集
ダム湖護岸の緑化 【耐水性TG緑化工法】 (株)エヌティーエス〈福島県〉
※(株)エヌティーエスが作成した資料および写真を全国SF緑化協会が編集して掲載しました。
福島市飯塚町の摺上川ダム工事において、道路新設により発生した切土法面に耐水性TG緑化工法を施工した。
耐水性TG緑化工法とは、通常のTG緑化工法で使用する安定剤を倍量使用し、基盤の耐侵食性を強化したものである。
当法面はダム完成後に冠水する場所であることから、侵食に強い基盤の造成が求められた。
地山の土質は角礫凝灰岩。法勾配は1:0.8で、東〜南向き。
植物は耐水性に優れたイタチハギとリードキャナリーグラス、発芽生育の早いトールフェスクを主とし、メドハギ、ヤマハギを導入。また、実がなり誘鳥効果がある自生種のアキグミを加えた。
§ 施工後1年目の様子と植生調査の概要(平成17年8月)
| No.37〜42 吹付厚さ5cm | 木本類が1m2当たり30本程度。草本類は木本類を被圧するまで植生しているが、木本類の植生を維持している。 ハギ類の成長は平均で約20cm程度の伸び。草本類の成長は平均で約90cmの伸び。 若干草本類が多く生育しているが、木本類の植生には問題ない。 |
| No.46〜48 吹付厚さ7cm | 木本類が1m2当たり30本程度。この場所も草本類は木本類を被圧するまで植生しているが、木本類の植生を維持している。 ハギ類の成長は平均で約20cm程度の伸び。草本類の成長は平均で約90cmの伸び。 |
| No.66〜67 吹付厚さ7cm | 木本類が1m2当たり50本程度。この場所の草本類は木本類を被圧しない程度植生し、木本類の植生を維持している。 ハギ類の成長は平均で約30cm程度の伸び。草本類の成長は平均で約90cmの伸び。伸び率は良いが本数は少ない。 木本主体の配合では良い状況。 |
| No.87〜89 吹付厚さ7cm | 木本類が1m2当たり40本程度。草本類は木本類を被圧するまで植生しているが、ハギ類の成長が早く、平均で約40cm程度の伸びで木本類の植生を維持している。 草本類の成長は平均で約90cmの伸び。木本類の植生には問題ない。 |
| No.93〜42 吹付厚さ7cm | 木本類が1m2当たり20本程度。草本類は木本類を被圧するまで植生しているが、ハギ類の成長は平均で約30cm程度の伸びで木本類の植生を維持している。 草本類の成長は平均で約100cmの伸び。木本類の植生には問題ない。 |