茨城県北茨城市足洗 周辺表土添加によるクロマツの導入の試験緑化 

・場所:北茨城市  ・法面方位:南東向き  ・法面勾配:1:3.0  ・土質:海砂  ・土壌酸度:6.8〜7.7
・施工時期:1992.11  ・工法:TG緑化工法  ・種子:クロマツ等  ・吹付厚:3p、5p
・基礎工:特殊処理、表土混合、マルチ  ・周辺環境:海岸線、防災林(クロマツ)、人工砂丘
・第30回 日本緑化工学会研究発表会発表「高次団粒基盤を活かした周辺表土添加によるクロマツの導入」


写真1

当地は、海岸護岸・砂丘地の背後に位置し、塩害、潮風害、乾燥害などの影響があり、劣悪な環境である。
これまでは、海岸防災林として、クロマツ、アキグミ、トベラなどを一本ずつ植栽してきたが、省力化、効率化、確実性のある工法開発の実証試験である。
周辺表土添加によるクロマツの導入、ワラマルチの有無、砂の固定処理・被膜形成・保水処理の有無などについて、茨城県農林水産部林業課の職員5名様立会いの下に行った。
無処理区、吹付基盤t=3p処理区、吹付基盤t=5p処理区、ワラマルチ区に分けて実施した。


写真2

1992.11撮影
試験施工前
全くの海岸砂地の試験区を整地


写真3

1992.11撮影
試験施工完了時に撮影
対象区、処理区、無処理区、ワラマルチ区に分け、
吹付基盤の厚さ3pと、5pで実施した。


写真4

1993.5撮影
奥が処理区、手前が無処理区である。
既に処理区では発芽が確認できるが、まだ
無処理区では発芽していない。


写真5

1998.7撮影
最も良好な吹付基盤t=5p処理区である。
処理区のクロマツは、1mを超えている。
吹付基盤t=5p処理区は、t=3p処理区よりも成立本数が多い。
生育高さは、両区とも同じである。


写真6

1998.7撮影
当区では、播種した植物を確認できるが、
クロマツを確認するのは困難である。


写真7

2003.11撮影
処理区のクロマツの生育高さは3mである。
無処理区でクロマツを確認するのは困難である。


写真8

処理区のクロマツの幹は、直径6pを超えている。


写真9

施工後13年
吹付基盤t=5p処理区、t=3p処理区ともにクロマツの成育高さが約5mになっていた。


写真10

施工後14年
吹付基盤t=5p処理区、t=3p処理区
ともにクロマツの成育高さが約5mを超えていた


写真11

施工後約14年
同 上 の全景


写真12

2014.5撮影

施工後22年

写真2の位置より撮影




写真13

同上


写真14

同上

胸高直径10〜15p


写真15

同上

成立本数は徐々に減っている。



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